11月23日
私の恩人とも言える大切な方がご逝去されました。
その方との出会いは20年前。
『三日月情話』を歌っている頃でした。
たまたま、私が日本作詞大賞の優秀作品賞を頂いたときにテレビでご覧になっていらして、余程、その時の私を気に入ってくださったのか、それを機に私に様々な場面でお力添えをくださいました。
民謡の番組の司会、お芝居の勉強の場を与えてくださったり、そして紅白歌合戦の出場への道標となってくださった方と言っても過言ではありません。
私の歌手人生を語る中で、この方なしでは語れません。
表に立つのを好まない方で、いつも縁の下の力持ちで私を支えてくださいました。
長い闘病生活を経て、一昨日永い眠りにつかれました。
もっと長生きをして叱咤激励して頂きたい反面、お辛い治療に耐えていらした姿を拝見していましたから、ようやく休めますね・・・と言う安堵感と半々ですが、今はどうか安らかに・・・と言う気持ちでいっぱいです。
今までのご恩を忘れず、精進をし、お元気でいらした時に語ってくださった、その『夢』が実現となりますよう頑張って参ります。
長い間、お疲れ様でした。
そして、言い尽くせない程の愛を本当にありがとうございました。
御冥福を心よりお祈り申し上げます